
福神信仰と八千代八福神
室町から江戸にかけ、様々な福神への参詣が流行し、福神信仰が発達。やがて、「七福神めぐり」として定着しました。
一般的に七福神は、恵比寿(蛭子)・大黒天・毘沙門天・弁財天・布袋尊・福禄寿・寿老人であり「七難即滅、七福即生」の説によると言われています。
そこで八千代市では、市の更なる発展と福を呼ぶため、八千代の八に肖り「八千代八福神」を創設。
八番目として加えたのは、吉祥天でした。
「吉祥天」の理由
「福神信仰」によると、七福神が江戸中期に定着するまで、吉祥天が入ったり抜けたりしていました。
毘沙門天の妃と言われる吉祥天は、七福神の紅一点でしたが、後に入る弁財天がやきもちを焼かないよう除外した風説があり、紅一点は弁財天に。
しかし、七福神に定説はなく、神様の数に決まりはありません。
歴史的観点から、八番目の福神は吉祥天が最適とされ、八千代八福神は紅二点となりました。
八千代八福神をめぐる秋
平成元年、八千代八福神は真言宗・日蓮宗・曹洞宗にまたがり安置され、市内全域の名所となりました。
貞福寺などの、八福神全ての像を備えられたお寺も。
境内の紅葉が色づく秋。 今年の感謝と来年の福を願い、巡拝してみませんか。
(八千代市観光協会にて八福神めぐりマップを配布中)
八千代八福神めぐり
【電話】047-407-0192( 一般社団法人 八千代市観光協会)
【安置場所】
(毘沙門天)池証山鴨鴛寺正覚院(八千代市村上1530-1)
(弁財天)米本山長福寺(八千代市米本1587)
(大黒天)高誉山妙徳寺(八千代市真木野244)
(吉祥天)常寶山妙光寺(八千代市小池531)
(福禄寿)星埜山東栄寺(八千代市保品917)
(恵比寿)愛宕山貞福寺(八千代市吉橋804)
(布袋尊)高津山観音寺(八千代市高津1347)
(寿老人)萱田山長福寺(八千代市萱田1427)
【HP】https://www.yachiyo-kankou.com/spot/hachifukujin/



