神楽は、神に歌や踊りを奉納し、豊作や厄除けを祈る日本の伝統行事です。
村上の神楽は七百餘所神社で毎年1月15日と10月9日に行われ、恵比寿やアメノウズメなどが登場する出雲地方に由来する九座の舞が伝わっています。
お正月に行われる村上の神楽には全国的にも珍しい「湯立て」という神事が伝わっています。
大釜に湯が沸かされ、その中に清めの塩を入れた熱湯を神職が笹の葉を使って浴び、そのしぶきを浴びた参拝者は、一年間、無病息災に過ごすことができると伝わります。
正月の神楽では、氏子達は12個の餅を神社に奉納し、代わりに別の一つを持ち帰る風習があり、残った餅は神楽の後に参拝者に撒かれます。
神楽は地元の「神楽保存会」の氏子たちによって継承されてきました。
演者たちは仕事帰りに公会堂に集まり、夜遅くまで稽古に励みます。
親子代々神楽に携わる氏子も多く、先祖から受け継がれた地元の伝統を絶やしてはいけないという熱い思いによって、村上の神楽は支えられているのです。
七百餘所神社 村上の神楽 湯立て神事
【日時】
2025年1月15日(水) 14時頃〜16時頃迄(間に休憩あり)
2025年10月9日(木) 14時頃〜16時頃迄(間に休憩あり)
【住所】七百餘所神社(八千代市村上433番地)
【問い合わせ】080-8160-1672
【HP】七百餘所神社公式ホームページ
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