近年、全国的に展開されてきている「居場所づくり」は、地域住民が主体となって地域の課題解決や活性化を支援する取り組みです。
八千代市では社会福祉協議会がコミュニティスペース「ほっこり」として展開しており、「ほっこり 米本」を皮切りに、「ほっこり 大和田」、そして今年5月に3つ目の「ほっこりゆりのき」がゆりのき台にオープンしました。
相談しにくい生活の悩みを吐け出せる場所
「ほっこり」はその名の通り老若男女問わず誰でも気軽 にお話や趣味を楽しめるカフェのような安心できる場所。住民同士がお互いを理解し、支え合えるよう活動を支援するコミュニティソーシャルワーカー(地域力強化推進員)や地域ボランティアスタッフが積極的に関わっています。
地域の人と楽しい時間を共有する以外にも、普段相談しにくい生活の悩みを共有すれば、解決に向けた糸口を皆で考えたり、専門機関へ繋げる役割を果たします。
地域の憩いの場所
「ほっこり ゆりのき」は早速、地域の高齢者の方々にとって憩いの場となっているようで取材時には「久しぶり!」と声をかけあう姿や、10人ほどでテーブルを囲み、持ち寄ったお菓子を食べながらお喋りに花を咲かせていました。
高齢化社会が進む中で、独居高齢者や8050問題等の課題が増えています。
今後は地域の人々が理解し合い、これらの課題に連携して取り組むことで、各家庭の負担を減らすことが期待されます。
是非一度「ほっこり」に訪れてみてはいかがでしょうか。
「ほっこり」での新たな出会いや交流は、最初は何気ないものかもしれませんが、やがてそれが自分や誰かを支える大切な役割を果たしていることに気づくことでしょう。
※「ほっこり」ではボランティアスタッフをはじめ消耗品・備品・運営資金を募集しています
コミュニティスペース ほっこりゆりのき
【住所】八千代市ゆりのき台5丁目30-6
【営業時間】
月・金曜日 11時〜13時
水・土曜日 13時〜15時
【問い合わせ】047-483-3021(八千代市社会福祉協議会)
【HP】https://www.yachiyosyakyo.jp/05_shakyo.php