踏み入れたことのないゾーンを巡る

 ABCDEゾーンに分かれている北総花の丘公園。
筆者はドッグランや遊歩道のあるE・Dゾーン以外は踏み入れたことがなかったので、先日秋の気配漂う公園を時間の許す限り散策してきました。

 まずはBゾーン。
10月半ばだとコスモスが道沿いにたくさん咲いていました。(10月末には摘み取り)
見晴らしの良い広大な芝生広場には静かな時間が流れています。
シートを敷き寝そべっている人、ベンチでお弁当を食べている人、車椅子の人、犬の散歩をしている人がいました。
温室をイメージしたガラス張りの花と緑の文化館には大きな観葉植物が並び、イベント情報や植物の資料などが充実しています。

Bゾーンではコスモスが迎えてくれます

隠れ癒しスポット Aゾーン

 Bゾーンを出て、ニュータウン大橋を渡って行くAゾーン。
千葉ニュータウン中央駅に近く、仕事やお買い物の休憩にも使いやすいこじんまりとした公園で、春になると桜が咲く隠れ癒しスポットです。
ベンチからは橋の下にある自然豊かな調整池を見渡せます。

足がすくむ
のんびりとした時間が流れる

カワウ・サギ類のコロニー Cゾーン

 Aゾーンの向かいにあるCゾーン。
ニュータウン大橋を横断し、マンション住宅街を右手に細い道を進んでいきます。

道は遊歩道になっている。
途中に小さい公園があったりする

この時期は左側の調整池の雑木林の中にカワウという鳥の巣があちこちにあり、「グエエエ」という鳴き声が響き渡ります。
道中にはバードウォッチングができるスポットがあり、池に 飛び立つカワウの活発な野生の姿を間近で見ることができます。
これがなかなかアクロバティックに池に飛び込んだりするので見応えがあります。
感動するのですが、近隣住民からは糞、鳴き声、臭いの被害が報告され、地域問題となっています。

バードウォッチングスポットからカワウのコロニーが見える

編集者あとがき

 11月になると公園内の紅葉が色づき始めます。
筆者のお気に入りはBゾーンの駐車場を囲むイチョウの木々。
一面の黄色い景色を見ては毎年暖かい気持ちになります。

 北総花の丘公園の駐車場は4時間300円。
全てのゾーンをゆっくり見て周るにはちょうど4時間ぐらいかかると思います。
ゾーンによって違う特色を持つ北総花の丘公園の散策は1ゾーンを見て周るだけでもじんわりと汗をかき、運動不足の筆者にはなかなか良い運動とリフレッシュになりました。

千葉県立北総花の丘公園

【住所】印西市原山1-12-1
【駐車場】4時間まで300円(8時30分~17時30分)
【電話】☎0476-47-4030(8時30分〜17時30分)
【HP】千葉県立北総花の丘公園ホームページ

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