いよいよ冬本番を迎え、冷えた日が続きますが、寒さが吹き飛ぶような勇壮なお祭りを見にでかけましょう。
四街道の「和良比はだか祭り」は、五穀豊穣と厄除けを祈る和良比皇産霊(みむすび)神社の伝統行事で、地元では「どろんこ祭り」と呼ばれ親しまれています。豊作を祈願する神事で始まり、はだか衆祭礼、神田(御手洗池・みたらしいけ)でしめ縄のわらを稲に見立て「田植え」をします。そして、この日のために着飾った満1歳未満の幼児を抱え、神田にて額に泥を塗ってもらうと厄除けになり縁起がいいと伝わる「幼児祭礼(子ども参り)」、「騎馬戦」、「泥投げ」と続く、まさに泥だらけのお祭りです。一番の見所は、ふんどし姿のはだか衆が、神社下の和良比ヶ丘公園の神田で威勢のいい泥の掛け合い。観客まで泥が飛んでくるほどの迫力です。最後に神社総代を胴上げしてお祭りを締めくくります。
近隣には和良比皇産霊神社所縁の真言宗豊山派吉祥院、和良比堀込城があり、お祭り見物の後は歴史散策をするのはいかがでしょうか。
【日時】例年2月末 ※雨天決行
【場所】和良比皇産霊神社(四街道市和良比692)
【アクセス】JR「四街道」駅南口より、おやしき通り(南へ向かう大通り)を徒歩15分。左手に「皇産霊神社バス停」付近を左折後200m。
【お問合せ】四街道市環境経済部 産業振興課 ☎︎043-421-6134
※駐車場なし。公共交通機関をご利用ください。会場は民家の近くにあり、近隣の方の迷惑となりますので、路上駐車は禁止です。