10頭のレッサーパンダ
1986年動物親善大使として市川市と友好都市の関係にある中華人民共和国四川省楽山市より寄贈された市川市動植物園のシセンレッサーパンダ。
繁殖により10頭まで増えた現在は、同園の人気者となりました。
10頭別々に飼育
10頭のレッサーパンダは園内1箇所に留まらず離れた3箇所で個体別に飼育されているので、「またレッサーパンダがいるよ!」という声が園内を歩いているとよく聞こえます。
それぞれの箇所で展示方法が異なるので、いろんな角度から彼らを観察することができますよ。
レッサーパンダをこんなに近くで見るのは初めてだったのですが、想像より動くし、大きい。(尻尾を含めると1mくらい?)お年寄りのレッサーパンダは日向ぼっこをしてウトウトしていたり、動きがのそのそしていて、なんとも言えない可愛さです。
見飽きない猿たち
サル舎では色んな種類の猿を見ることができます。
中には小さい赤ちゃん猿もひっそり。自分と同い年の猿もいたりして、不思議な気持ちになりました。
ニホンザルの群れがいるサル山は一頭一頭に個性があり、ずっと見ていられます。
市川市と姉妹都市の関係にあるインドネシア共和国北スマトラ州メダン市より寄贈されたスマトラオランウータンのイーバン(♂)は圧巻の大迫力!
珍しい動物を近くで観察
動物園のスケールとしては小さい方なのですが、その分動物たちとの距離が近いのが魅力です。
コツメカワウソ、ミーアキャット、アルマジロ、アルパカ、エミューなど人だかりができてしまうような珍しい動物もここでは近くでじっくり見ることができます。
可愛らしいマイクロブタともふれあい体験ができるそうです。詳細はHPをご確認ください。
桜の木の下をミニ新幹線が走る!
動植物園の名の通り、徒歩数分の所にはバラ園・観賞植物園(入園無料)があります。
動物園の一番奥には、「ミニてつ広場」というミニ新幹線が走る公園が広がっており、(乗車1歳以上〜110円)春には桜の木の下を走ります。食事処はないので、(キッチンカー有)お花見がてらお弁当を持っていくのもありです。
筆者は3才の姪と行ったのですが、初めて見る動物に大はしゃぎで動物園デビューにはぴったりでした。
週末は混雑が予想されるので、落ち着いて楽しみたい方は平日に行くことをおすすめします。
動物達もサービス精神旺盛になってるかもしれませんよ。
市川市動植物園
【住所】市川市大町284番1外(駐車場有:500円)
【入園料】一般:440円 小人:110円 未就学児:無料
【休園日】月曜日(祝日となった場合は翌日)・年末年始
【問い合わせ】☎047-338-1960
【HP】https://www.city.ichikawa.lg.jp/zoo/