SDGsについて考え、学んで行動してもらう場を提供
(持続可能な開発目標=SDGs)の達成に向け、未来を担う子ども達にSDGsについて考え、学び、行動してもらう場を提供することを目的として設立された(一社)MIRAI KOMINKA for Schoolの発案で始まった当企画。
2021年の初年度の活動「未来(あす)へつなぐSAKURAスイーツ」では佐倉市の高校生が1年を通してプロジェクト形式で地元佐倉市の地域課題へアプローチした活動が「ちばコラボ大賞・千葉知事賞」を受賞しました。
2回目を迎える今年度はフィールドが千葉市と船橋市にも広がり、高校生約80名が地域の飲食店や企業の協力を得てSDGsスイーツ&フードを共同開発するという試みです。地元飲食店や食材を提供いただく店舗や農家など、どんどん協賛団体が増え、SDGsの輪が広がり始めています。
SDGSとは?
環境問題・貧困・紛争・人権問題・感染症等多くの課題 を「世界の皆で2030年までに解決する」国際目標のこと。地球環境・自然環境に配慮しながら活動することが国や企業に提唱されています。
高校生ならではの視点を取り入れた目新しいスイーツ&フード
商品に使う食材は地元特産品や市場に出せなかった規格外食材を使うことがテーマです。
各校のスイーツを一部ご紹介。
※販売店によっては材料の仕入れの都合で提供ができない場合があります。ご購入の際は店舗までお問合せ下さい。
佐倉高校は「佐倉ハーブ園」のブルーベリーをふんだんに使ったティラミス「サクラミス」。
佐倉の老舗の煎り豆加工店「大津屋」さんのピーナッツを贅沢に使用し、生地は「マルシェかしま」さんの米粉を使ってふわふわに仕上げた「Skurasse」。
佐倉東高校は「佐倉れんこん」を取り入れたチーズケーキ「ハスフロマージュ」。
佐倉市産の米粉、佐倉市特産の小川園の佐倉茶を使ったお茶の風味を感じられる新感覚のスコーン「茶好恋粉 (チャスコーン)」
米の消費を増やす米粉の活用と、特産でもあるブルーベリーと掛け算したスイーツ「米粉香るブルーベリーレアチーズケーキ」
船橋高校は船橋産の小松菜と人参と梨を使用した冷凍保管が可能な「市船焼きカレーパン」。
千葉市の海苔消費量全国一位奪還を目指す生浜高校は銚子で有名な練り物カレーボールをアレンジした「ごろごろちば海苔ボール」。
新渡戸文化高校は規格外の梨を使用したジェラート「梨ころりん」。
どの商品も食べたことの無い味・食感の目新しいスイーツが完成しました。
スポンサーである千葉ジェッツのシーズン開幕戦では販売会が行われ、売上金約55万円を達成。
千葉ジェッツの試合を通して全国の観戦者にこの活動を知ってもらうことで「佐倉・船橋・千葉から全国へ!」という大きな目標も掲げられました。
高校生ならではの視点を取り入れた目新しいスイーツ&フード
2年前にうきうきで取材した生浜高校ビジネス研究部も参加しており、以前より進化した商品企画の内容に成長を見ることができたのが嬉しかったです。
未来を担う子供たちが自ら学び、発信するこの活動は商品を手に取った消費者一人一人が地元の特産品の知識を始め、SDGsについて考えるきっかけとなっていくことでしょう。
各商品は協賛店舗にて発売中。この冬あたたかいお茶のお供にいかがでしょうか。
(一社)MIRAI KOMINKA for School
【販売所】その他商品・販売所詳細はホームページを参照
【問い合わせ】☎047-409-1551
【HP】https://www.miraikominka-forschool.com