年末年始の過ごし方はお決まりですか?大晦日と新年の始まりを賑やかに祝いたいなら『印西・六軒の年越し神輿』がおすすめです。
JR木下駅から西に徒歩約8分の川沿いにある『六軒厳島神社』は、水神社や印西七福神の弁才天の石像も祀られており”六軒の弁天様“と地元の人々に親しまれてきました。
神社は延宝年間(1673~80)にこの地の開拓をした宮島勘右衛門が、広島県安芸の宮島の厳島神社より勧請(分霊を多神社に移す)したものと言われています。その後、水神社や稲荷神社、天満宮、印西大師三十八番に弁才天と、地域の崇敬が集められています。
下総誠粋會代表の斎藤さんにお話を伺いました。
「25年前、浅草で行われた大東京祭に、千葉県神輿保存連盟の代表として当会所有の万灯神輿を担ぎました。その反省会で、神輿が年に1回ではもったいない、大晦日に神社の境 内でやろう!と盛り上がったのが始まりなんです」
31日の午後9時から『布佐ひょっとこ睦』が軽快なお囃子を奏で、『印旛龍凰太鼓』が迫力あるパフォーマンスを見せてくれます。そして新年を迎える午前0時の太鼓の合図で、下総誠粋會万灯神輿が威勢よく始まります。誰でも担ぐことができるので、参加すれば 寒さも吹き飛びそうですね。神輿は午前1時まで続きます。
その間、御札、御神矢、 絵馬等の授与(有料)や、とん汁や甘酒、年越しそば(無料)が振る舞われます。これは地域振興や地元の活性化のために地元町内会を中心とした実行委員会によるもので、昨年は約400人の参詣者が訪れました。
参加する場合はしっかりと防寒対策を。よいお年をお迎えください。
六軒厳島神社 年越し神輿
【日時】例年12/31 午後9時~1/1午前1時
【場所】印西市六軒厳島神社 境内(印西市大森4336)
【駐車場】地元金融機関や中央公民館の駐車場の利用(台数に限りがあります)
【お問合せ】印西市観光情報館 ☎︎0476-45-5300
※この情報は2015年12月のものです。