【富里市】富里市ではじめての観光・交流拠点施設 末廣農場  5月オープン

末廣農場とは

 大正から昭和にかけて存在した※富里の「末廣農場」。そこでは養鶏や養豚のほか、大豆や麦、そして現在富里の特産品となっている「すいか」の原種栽培などが行われていました。千葉県の近代農業発祥の地とされる末廣農場の跡地がこの春、富里の新たな観光交流拠点として生まれ変わります。
※第二次世界大戦の終結からGHQによる財閥解体・農地改革により閉鎖

富里の名産品スイカ

農業牧畜研究に多くの功績

 末廣農場は三菱の三代目社長岩崎久彌氏が開場した農場です。その経営理念は「採算を度外視して、日本の畜産界の改良進歩を図るための模範的実験農場」でした。当時としては珍しい設備と機械を導入した先進的農法と数多くの研究は、日本の農業牧畜研究に多くの功績を残し、末廣農場の技術が地域に受け継がれたことで、富里は野菜の一大生産地となりました。岩崎久彌氏が晩年を過ごした国登録有形文化財「旧岩崎家末廣別邸」はその当時の面影を残す唯一の場所となっており、その建物及び庭園の歴史的価値については高い評価を受けています。

旧岩崎家末廣別邸

富里の「今」を味わえる場所

 末廣農場は首都圏からのアクセスも便利。富里に来たら最初に訪れる場所として富里の農・自然・歴史・文化の魅力を発信していきます。
 末廣農場の歴史に関する施設・特産品の販売、オリジナルのグルメ、各種イベントなどが今後展開されていく予定です。
 食育を楽しみ、感謝し、学べる末廣農場に家族で遊びに行きませんか?

プレオープン日・オープン日はHPをご確認ください。
富里市観光・交流拠点施設「末廣農場」のオープン日が決定!

末廣農場
【住所】富里市七栄650-206
【時間】未定
【電話】☎︎0476-93-4942(富里市商工観光課)

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