まいにちを、たのしく、しあわせに♪フリーペーパーうきうき

里親ってなんだろう?

2015-08-19

 昨年一年間に、虐待や離婚、災害など様々な理由で「社会的養護」が必要になった子ども達は、全国で約4万6,000人いたとされており、そのうちの約9割は乳児院や児童養護施設で生活しています。そこでは食事や身の回りの環境は整っていますが、より家庭的な環境の中で養育していくために、子ども達に深い愛情をもち、家族の温かさのなかで育ててくれるのが「里親」です。
 里親のところに里子として来ることは、里親の養子になることではありません。里子はあるタイミングで、里親の元を巣立ったり、実親の元に帰ったりと、いろいろな人生を選んでいきます。もちろん、養子縁組をして本当の親子になる場合もあります。
 里親は、里子の自立を目標に愛情を もって接し、時には厳しくすることもあります。このように一緒に家庭の中で生活すると、それが短い間だとしても一度結ばれた「家族の絆」はずっと続いていきます。
 千葉県で里親として2人の里子を預かっている山田さん(仮名)にお話を伺いました。
 「日本が1994年に批准(ひじゅん)した『子どもの権利条約』には『子どもは家庭で育てられる権利がある』とあります。児童養護施設の職員の方々も熱心ですが、離職等により子ども達の成長を長く見守ることが難しいのが現状です。
 子どもは家族のなかで、お盆やお正月などの行事を通して親戚やご近所と交わったり、日本の生活の意味を考えたりと、人とのつながりが幅広く、意味深いものになっていきます。家庭とは、人として根を下ろし、成長していく場所なのです。」
 海外では要保護児童を、施設ではなく里親が里子として預かるのが主流です。日本では要保護児童のうち里親等に委託される児童は12%ですが、イギリスは約71%、アメリカは約77%、オーストラリアでは約94%という高水準です。(厚生労働省「社会的養護の現状について」平成26年3月版より)
 「子どもは家庭で育てられる権利がある」。少子化の進む日本で、考えていかなくてはならない問題ですね。  (H)

里親になるための要件
①要保護児童の養育について理解および熱意並びに児童に対する豊かな愛情を有していること。
②養育里親研修を修了したこと。
③養育里親になることを希望する者およびその同居人が欠格事由に該当しないこと。
④経済的に困窮していないこと。
⑤心身ともに健康であること。
里親になるための手続き
①相談・申請 → ②研修受講 → ③調査(家庭訪問)→ ④認定・登録(登録期間5年)
問合せ
・千葉県健康福祉部児童家庭課虐待防止対策室
☎︎043-223-2322
・中央児童相談所 ☎︎043-253-4101

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