【佐倉市】新町通り周辺(旧城下町通り) 佐倉の秋祭り

 日本遺産(一面参照)に認定された『城下町佐倉の祭礼』にあたる佐倉の秋祭り。江戸時代から続く『鏑木麻賀(かぶらぎまかた)多神社の祭礼』が母体。五穀豊穣に感謝し、佐倉に秋の訪れを告げる祭りで、鍵の手のような城下町を21基の山車・御神酒所(踊り屋台)・御輿が、三日間(毎年10月第二金・土・日曜日)盛大に練り歩きます。
江戸時代中期に製作された千葉県最大級の豪華な大神輿・麻賀多神社神輿は、白丁(平安時代の衣装)を着用した鏑木青年会の氏子の担ぎ手により「明神祭りさらば久しい」と威勢の良い掛け声のもと、城下町の狭い道を二天棒のみで勇壮に渡御。
山車や御神酒所がすれ違う様子や、粋で軽妙な佐倉囃子に合わせた「えっさのこらさえっさっさ」の掛け声・踊りは佐倉独自の文化です。歴史と人情が息づく城下町佐倉には、江戸の祭礼文化が脈々と受け継がれているのです。
佐倉市指定有形文化財の山車人形は、秋祭り期間中、おはやし館・各町内の詰所(要問合せ)にて展示。是非間近でご覧下さい。

佐倉の秋祭り
【日時】例年10月中旬
1日目…麻賀多神社大神輿(大祭式13時30分、発輿祭・宮出し15時、御旅所着21時40分頃)、山車・御神酒所の曳き廻し、町内御輿渡御
2日目…新町通りにて総曳き17時〜21時、麻賀多神社(4町合同奉納演舞)16時30分頃、*お祭り広場(江戸型山車・御神酒所・お囃子共演・総踊り)16時30分頃 ※雨天中止
3日目…麻賀多神社大神輿(御旅所発輿祭16時20分、発輿17時、*宮入り21時40分頃)、山車・御神酒所の曳き廻し、町内御輿渡御
【アクセス】京成佐倉駅北口から徒歩10分、またはJR佐倉駅から徒歩20分
【お問合せ】公益社団法人 佐倉市観光協会 ☎︎043-486-6000
※期間中15時〜22時頃まで車両通行止め区間有

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